高校生にもわかる！生成AI Anifusionでマンガを描く方法｜かんたんにできる手順ガイド

はじめに
1.Anifusionとは？　
2.アカウント登録と読み方向の設定
3.コマを作る2つの方法　
4.キャラクターの一貫性を保つ　
5.画像を仕上げる　
6.クレジット節約術　
7.よくあるトラブルシューティング
8.Anifusionを選ぶ理由
9.作品を公開しよう　
10.まとめ

はじめに

これからマンガを作りたいキミへ Anifusionは、絵が得意でなくてもストーリーさえあればブラウザ上だけでマンガを完成させられる統合型AIスタジオです。本記事では、初心者の高校生でも迷わず取り組めるよう、アカウント作成から作品公開までの流れとコツをわかりやすく紹介します。放課後や部活の空き時間を活用して、ぜひ自分だけのオリジナル作品づくりに挑戦してください。

1.Anifusionとは？　

ブラウザだけでマンガ制作 Anifusionはインストール不要で、PCでもスマホでも利用できます。背景やキャラクターのラフを数秒で生成でき、ストーリー構成や演出に時間を割けます。さらにPSD形式で書き出せるので、美術部やデザイン科の友達と協力しながら最終仕上げも可能です。大きな画面でコマ割りを確認しやすいPCでの使用をおすすめします。

2.アカウント登録と読み方向の設定

アカウントはGoogleまたはメールアドレスで約30秒で作成できます。登録後は「コミックワークスペース」を新規作成し、右から左（日本式）か左から右（欧米式）の読み方向を必ず選択してください。途中で変更すると吹き出しの向きがズレたりコマが反転したりするため、最初に決めておくと時短になります。

補足ポイント

ファイル名に日付を入れるとバージョン管理がしやすい
クラウド保存なのでPC教室と自宅で同じプロジェクトを開ける
共有PCを使う場合はログアウトを忘れない

3.コマを作る2つの方法　

パネルプロンプトとストーリープロンプトテンプレートでコマ割りを選んだら画像生成に進みます。

・パネルプロンプト方式　各コマをクリックし、具体的な指示を入力して生成します。

例えば「主人公の少年が校舎の屋上で夕焼けを背に立つ」と入力すると、数秒で4パターンの画像が提示されます。構図や表情にこだわりたいシーンに適しています。

・ストーリープロンプト方式　脚本をまとめて入力し、ページ全体のレイアウトと画像を一括生成します。短時間でネーム（下描き）を作成したいときに便利ですが、細部は後から調整が必要になる場合があります。

4.キャラクターの一貫性を保つ　

キャラクターシートとLoRA AIは前回の出力を記憶しないため、同じキャラでも髪型や目の色が変わることがあります。Anifusionの「キャラクターシート」機能で6方向の設定画を作成し、それをZIPでダウンロードして「LoRA学習」にアップロードするとAIがキャラを学習します。学習後はトリガーワード（例：#RinaHero）を入力するだけで、全コマで同じ外見を再現できます。